「廃人に…」
「頑張り過ぎない程度に
頑張りましょうよ」
その言葉を言うたびに思い出す
一人の男性。
彼は真面目で優しい人だった。
それ故か、誤解も受けやすい人だった。
それで悩んでたり愚痴を言う姿を時々見かけた。
ある日、私に「みんなとコミュニケーション出来て羨ましい」と言ったことがあった。
私は羨ましがられる人間でも何でもないから、その時は少し驚いた。
その後、彼とは会わなくなってしまったが時々私からメールをしたりしたけど
精神的にかなり追い込まれてる返事が多かった。
ある時、彼を食事に誘ったら、彼から「自分はもう廃人になったので連絡しないでほしい」と返ってきた。
その後も何度かメールしたが届く事は
なかった…
彼は真面目で優しい人だった。
人生はムズい。